書籍・雑誌

2019年10月22日 (火)

ブログ記事を更新しました!

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EGGSITING!
1)さらだたまこの活動報告は、さらだたまこWEBマガジン(note)でご覧ください。

2)言葉の気になることを書き散らしている小玉林(いつかは大希林)を久しぶりに更新しました。

ぜひ、お立ち寄りくださいませませ。

 

 

2010年2月 1日 (月)

ワインの本

私が取材してまとめたワインカタログです。
『ワインベストセレクション260』(日本文芸社刊)というタイトルです。
この本は、当時の日本ソムリエ協会の会長だった浅田勝美さんがしっかり監修。
入門者向けですが、世界の主立った生産地のワインを、コンパクトに網羅しています。

Wb260_3  いまでこそ、ワインはフランスワイン、イタリアワインが双璧を成して紹介されますが、その昔のワイン本は、フランスワインの次にドイツワインの紹介があって、イタリア、スペイン、カリフィルニア・・・なんてその他のワイン扱いでした。
この本は、その意味で、イタリアワインのフィーチャーには力を入れて画期的だったと思います。

さて、2010年、さらだたまこは情報発信の年!
滞り気味のブログもサクサク書いていきます。

あたらいいブログも新設しました。
『さらだたまこのアペリティフ日記』
こちらにもどうぞ、お立ち寄りください。

2007年4月16日 (月)

ブルゴーニュ生活

「ブルゴーニュの小さな町で」
  (さらだたまこ著/大和書房)

Bgnvsyr 東京では睡眠時間を削って働いてた頃、24時間コンビニライターなんて生活にふと疑問をもち、海外へ! 知人のつてのつてを頼ってたどり着いたブルゴーニュの小さな町が、筆者の心を潤す第二の故郷になりました。
町のタバコ屋さんの二階に間借りして、近くの農家のお母さんに料理を習いに行ったり、週末はワイナリーを訪ねたり・・・・・・秋には狩猟のおともをしたり、クリスマスや、カウントダウンに涙した思い出・・・・・・などなどを綴っています。
図書館ではみつかるようなので読んでみてくださいね。
移り住むまではいきませんでしたが、行ったり来たりの10数年間の経験が、その後の生活意識を大きく変えることに! 
最近はイタリアの南、プーリア州の小さな町々を訪ねましたが、海外からひょっこりやって来た見知らぬ人間を心からもてなしてくれるホスピタリティーには、いつも深い感銘を受けます。時間ができたら、何度でも、通い詰めなくては・・・!

2006年11月 6日 (月)

新白雪姫伝説

Shirayukihime 角川ティーンズルビー文庫に収められた
『新白雪姫伝説プリーティア 7人のナイト』
原作は佐藤順一さん、漫画は成瀬かおりさんの人気作品のノベライズをさらだたまこ
が担当した作品です。ノベライズといっても、アニメ外伝!で原作にはないアナザーストーリーです。どうして外伝になったかというと、あとがきにもちょっと触れていますが、原作のコミックスやTVアニメで描かれていない、サイドストーリーの小品集を書いてくださいというオファーがあったからです。主人公の姫乃と、7人のナイトの設定だけ使って、あとは自由に書いていいですよと、原作者からのお許しもあって、かなり自由に書かせていただきました。
なので、プリーティアファンの皆様には、なんでこんなに原作のテーストと違う外伝があるの?という印象があったと思います。作品というものは創作であっても、自分の経験が出てしまうもので、ここに描いたことは、さらだたまこの実体験がどこかに投影されている。だから、プリーティアの世界が、軽いタッチのコメディになってしまったと。。。。そういうわけなのです。

2006年8月17日 (木)

戯曲の本を書きました!

Gekibohs この夏に出た最新の本のご紹介です。
幻冬舎から出た演劇の本です。「読んで演じたくなるゲキの」。
さらだたまというと、料理関係の放送作家というイメージがあるようですが、《さらだたまこ》というペンネームは、最初はヤング向けのラジオドラマ『夜のドラマハウス』(ニッポン放送)で脚本家としてデビューしたときに、プロデューサーのドン・上野氏につけてもらったペンネームなんです。昭和58年ころのことです。オチのあるショートショートが好きでした。その後料理番組の構成もしながら、宝塚OGらによる「ザ・ピンクスポッツ」というOLミュージカルの脚本を書いたり、西友こどもミュージカルの「裸の王様」の台本を書いたりと、暫くお芝居に走ってました。その後、恋愛本とかワインの本とか書き出して、舞台の方は書かなくなったのですが、久しぶりに戯曲を書くことになりました。きっかけは、さらだたまこが所属している日本放送作家協会の先輩で脚本家の冨川元文さんの「今、学校の文化祭が危機にある。戯曲集を書いて、みんなで創る演劇の楽しさを広げよう」という呼びかけで多くの脚本家が賛同し、みんな書き下ろしを寄稿したのです。
 私は高校生版中学生版に1作ずつ書きました。(小学生版もありますよ!)
高校生版では『ダラシの実』という物語。お部屋を片づけるのが苦手な高校生が友達のために預かった大事なものを無くし、ゴミダメのようなお部屋の中を探していると、異次元からの訪問者が現れるという物語。中学生版は『赤い花になって』。こっちは学校がいやになって家出をした少年が永遠の命と引き替えに赤い花になるというストーリーです。
 若いころ、脚本書くなら、実際に芝居の訓練もしなくちゃ、と、ある演出家の主宰する教室で役者の卵たちと学んでいたとき、お芝居はスポーツだ、団体競技だって思ったんです。なので、『ダラシの実』アクロバチックなお芝居。一方、『赤い花になって』は放送劇としてもアレンジできると思います。社会人の演劇サークルでも活用してもらえたら嬉しいです。
 
 

 

2006年2月22日 (水)

脱!ひとりごはん

cnw5 アット・ホーム・パーティ(Come on-a My House)
「家へおいでよ!」とかつて、江利チエミさんが歌いました。原題は“Come on-a My House”というJAZZナンバーです。さらだたまこの趣味はホーム・パーティ。週末になると誰かしら家に呼んで手料理でもてなすのです。都会で生活していると、家庭料理とは疎遠になってる人ってたくさんいます。聴くとたいてい、コンビニ弁当でテキトーに済ますか、飲みながらおつまみ系でお腹も適度に満たすというケースがほとんど。それが毎日だとやはり健康的な食事とはいえませんよね。なので、私、ついついお節介になるんです。「じゃあ、今度の週末、よかったら家で数人で鍋囲まない?」なんてね。料理というのは不思議なもので、誰かに食べてもらおうと思って作るから楽しいんだと思いません? 相手の顔を浮かべて、好みに合わせて材料にこだわったり味付けに一工夫したり。これが自分だけで食べるんだったら、どーでもよくなって手を抜いてしまいがち。シングルライフを謳歌する上でも、食事の時間は誰かと共有したい、と常々思って生きてきたので、思い返してみても一人でごはんを食べた回数は案外少ないのです。もののついでにごはんを食べるのではなく、ごはんは一日の生活の上でも大切な行事、おざなりにしたくはない。だからスケジュールを立てるときに、「いついつ誰とどんなごちそうを食べようか?」という項目は私にとってとっても重要なことなんです。デートの相手はなかなか見つからなくても、食事の相手なら見つかります! だってみんな一人寂しくごはん食べたくないからね。で、外食ばっかじゃお財布事情も大変という時は是非、おうちでささやかなごちそうタイムを! 
 写真の本はクックネットワークというグループを組んで作ったシリーズ「JUST LOOK JUST COOK」シリーズ(読売新聞社刊)
の最終巻です。料理はマロンちゃんこと板井典夫さんが担当。とってもおしゃれなアットホームパーティの提案です。
 脱! ひとりごはんについては、また今度続きを書きますね。(By さらだたまこ)

2006年2月20日 (月)

料理バンザイ!

ryouribannzai 『料理バンザイ!』(テレビ朝日系)
テレビ朝日系で日曜夜6時に放送され、20年続いた長者番組。新劇出身の俳優で料理上手な滝田栄さんがMCを勤めた番組です。

さらだたまこは、この番組の構成を手がけていました。いわば、テレビのレギュラーで一本立ちしたデビュー作と言えます。スタート当時は放送作家界の重鎮・奥山コーシンさん(立川流の落語家として、シンガーソングライター、DJとしても活躍)と、ワハハ本舗の喰始さんが構成していて、初回の演出はあの久世光彦さんだったという、きらびやかな制作陣で作られた番組だったのです。
 やがて、料理番組は女性の視点で構成を!ということで、青島美幸さんが構成に参加することになり、一緒に書かない?と誘っていただいたのがきっかけです。青島美幸さんがパーソナリティーを務めるラジオ番組を学生時代から書いていたののが縁ですが、今考えると、とてもラッキーな出来事です。今の放送業界では大学出たての、テレビの構成など未経験に近い新人に、30分のレギュラー枠をまんま一本担当させることはまずないですからね。当初は青島美幸さんのお弟子ということで、構成作家に加えてもらったのですが、あのころ青島さんはテレビへの露出も多く、多忙だったので「教えることは教えたから、あとは任せた」と、大胆にも一本すぐに書くことに! もっとも当時はプロデューサーも30代前半、ディレクターは20代後半。テレビスタッフはみんな若くて当たり前の時代でした。しかも、今と違って女性の構成畑の放送作家はほとんどいない、珍しい存在でしたから、料理番組とかファッション系、旅番組などは女性というだけで仕事が来る時代でした。「料理バンザイ!」を書いて1年後、日テレの「おしゃれ」という番組も構成するようになりました。当時は久米宏さんが進行するお昼間の番組だったのです。
 さて、写真は番組のレシピ&エピソードを集めた本(日本文芸社刊)です。さらだたまこが実際に担当した回のものにしぼって、そこからセレクトした思い出がちりばめられています。さすがにもう書店では買えないでしょうが、図書館や古本屋さんで見つけたら、読んでみてください。折に触れてこのサイトでも懐かしい番組の話をしていきますね。
 そうそう、さらだたまこは今、同じ時間帯の「いまどき! ごはん」の構成をてがけています。この番組もぜひよろしく!(by さらだたまこ)

2006年1月13日 (金)

麻婆豆腐は陳さんの味!

中国四大料理~至極のレシピ集~さらだたまこ編/日本文芸社刊)

chaina4TBSのハイビジョン番組で取材した中国四大地方料理(北京・広東・上海・四川)のレシピ集です。中国四大料理の入門書としてコンパクトにまとまった本は意外に少なく、今でも中国料理ファンには愛読していただいています。料理のレシピが中心なので、執筆さらだたまこですが、料理にまつわる歴史的エピソードなどは、食文化史研究の桜沢琢海ワールドです。

本書を執筆するにあたっては、おいしい本場の味を堪能しながらの取材でしたが、印象深いのは麻婆豆腐発祥の「陳麻婆豆腐店」で食べた本物。みるからに辛そうな真っ赤なソース。でも旨味があって、食が進むのです。この取材を終えてからは、我が家でも本格派のレシピに挑戦。コツは豆腐を塩ゆでして水抜きすること。また豆板醤はピー県産のものを使うべし。ピー県は四川有数のソラマメの産地で、豆板醤のうまみが違うんです。日本橋の古樹軒という中華素材の専門店で扱っているほか、アメ横を歩いていてもみつかりました。またネギを使わず葉ニンニク、山椒は花椒を使うべし。四川の辛さは唐辛子の辛さだけでなく、痺れるような辛さ。これを「麻」と表現するのだけど、これは花椒ならではの辛さです。麻婆豆腐の麻婆はあばたのおばあさんという意味ですが、痺れる辛さとの掛詞でもあるのです。


2006年1月 1日 (日)

マロンちゃんの本! です

itaibook板井典夫という生き方』(さらだたまこ著/宙出版)

マロンこと板井典夫さんのレシピ本は数あれど、評伝はこれが初めて! 思い起こせば一緒に料理番組を作ったり、料理本を作ったりしてきた懐かしい日々もありますが、今回、本を書くにあたって初めて知ったマロンのマロンたるゆえん……マロンの素顔を垣間見て、私はますますマロンが好きになりました! 読んでくださった読者のみなさんも、同じように改めて好きになったと反響をいただきました。人の生き方はそれぞれですが、かっこたる信念を持って生きてきた人はひと味違います! マロンの料理がおいしいのはなるほどと、うなずけます。(by たまこ)

各界のリーダーたちの提言

nippon2410年後のニッポンを良くする24の提言』(角川書店刊)

「今、日本の各界を先導する人々に、「10年後の日本、こうすれば良くなる」というテーマをぶつけ、思いの丈を語ってもらう試み。政・官・財界にとどまらず、芸術、スポーツ界も含めた、幅広い分野の先導者が執筆……」という内容の本。編者は“日本の未来を探るプロジェクト”となっていますが、実は2005年連合三田会大会実行委員会による記念出版で、各界で活躍する慶應義塾出身者が寄稿して構成。この24の提言の中に『ビバ! 晩産婚社会』と題したさらだたまこのエッセイも収められています。10年後、高齢化じゃなくて抗齢化社会となって元気で若い女性達は、いちおう人生の目標と着地点を見いだした中高年期になってから、まず子を産み育て、そしてゆっくり結婚するという社会になると提言した内容。これは『父と娘のパラサイト・シングル』で三浦朱門氏と対談したときにアドバイスされた三浦提言のアンサーとして書いたものです。

                (by たまこ)

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